長男が2歳の時から四街道市の「森のようちえん・たねっ子」(現:さとのたね)に3年間、
「根っこの子」に1年間お世話になりました。
存在そのものが自然なこどもたちは、自然の中でのびのびと、ありのまま、触れて、感じて、味わって・・・。
そして一つ一つの体験を栄養として、着実にしっかり育ちゆく姿。
それを見守ることのできる幸せ、体験させてあげられる喜び、それはどんなものにも代えがたい経験でした。
まさに野外保育は、命の育ちに沿い、見守り、必要なときだけ少し手をかし、過剰な栄養はあたえない私たちが実践している自然農そのものです。
そして孤独になりがちな子育ても、子供の成長をともに見守るなかで、支えあう存在になっていく母たち。すべてが大きな学びでした。
子供たちのあまりのステキさに、つい保育士資格は取りましたが、とても保育者のタイプではありません。こども達とともにいつまでも育っていきたいな、という思いと、子供の姿が少ない田舎の地に、いつまでも子供たちの声が聞こえていたらいいな、という思い。
そして感動いっぱいの野外保育の経験が地元八街の地でで少しでも生かすことができたなら、一緒に一人でも多くの方と共有できたなら、それが大きな喜びです。